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まだそんなに長く履いていないのに、もう靴下に穴があいてしまったという経験はありませんか?
私はすぐに靴下が破れてしまうタイプです。使い始めて2~3ヵ月しか経っていないのに、穴があくパターンが多いですねー。大体、かかとはいつもアウト。本当に困っています。
靴下に穴があきやすい人は、身体のどこかに不調を抱えている可能性があるそうです。だとしたら、私も早めに対処したいなと思いまして、本当かどうかを調べてみました。
靴下に穴があきやすいのはなぜ?
一般的に、次のような理由で靴下に穴があくといわれています。パッと見て心当たりがある人も多いのではないでしょうか?
靴や靴下のサイズが合っていない。
足の爪が伸びたり尖ったりしている。
足裏の皮膚がガサガサに硬化している。
足に負荷がかかるような歩き方をしている。
普通は大体、足と靴の間で起こる摩擦が原因で靴下に穴があくのだそうです。摩擦が繰り返されることで、靴下が徐々に薄くなり、最終的には破れてしまうというわけですね。
しかし、中には「足裏から出る毒素が靴下を溶かしている」という場合もあるようです。毒素が溶かすって、ちょっと怖い表現ですが、これ自体は全く問題ありません。むしろ、人間に必要なデトックスなのですから。
人間はいつも少しずつ毒素を毛穴から排出しています。そして、足裏は毒素がたまりやすい場所なのだそうです。
また、足裏の汗も靴下に穴をあける原因となっています。汗は微量のアンモニアを含んでいるため、生地を傷めてしまうのです。足裏は汗を好む雑菌の温床になりがちなので、いつも清潔に保ち、丁寧にケアすることが大切ですね。
靴下の穴で身体のどの場所が悪いのかが分かる!
毒素が原因で靴下に穴があく場合、破れた位置により身体のどこが不調なのかが分かります。では、ざっと書き出してみますね。
親指→消化器・肝臓・脾臓
人差し指→肺・大腸
中指→心臓・小腸
薬指→肝臓・胆のう
小指→腎臓・膀胱・生殖器(女性は子宮や卵巣・男性は睾丸や前立腺)
指の付け根→心臓
土踏まず→腎臓
かかと→腎臓・膀胱・生殖器(女性は子宮や卵巣・男性は睾丸や前立腺)
足の甲→消化器
くるぶし→腎臓
穴の原因が毒素かどうかは、冷え取り靴下を履くと分かるそうです。
冷え取り靴下は絹と綿とウールの3~4足を重ね履きして、足元の冷えを予防するアイテムなのですが、その中でもし絹の靴下に穴があいてしまったら、そこが毒素の排出されている箇所だとか。なぜなら、絹は毒素を吸収する働きがあるためです。気になる方は試してみてくださいね。
靴下の穴あきを簡単に防止する方法
靴下の同じ場所に穴があくなーと思ったら、あらかじめ対策しておくことができますよ。いくつか方法をご紹介しますね。
①5本指ソックスを履く。
普通の靴下より5本指ソックスの方が穴あきしにくいそうです。5本指ソックスを履くと、足の指が動かしやすくなり、血行も良くなります。なので、冷え性で悩んでいる方にもおすすめです。5本指ソックスを愛用するスポーツ選手も多いみたいですよ。
②補修布で補強する。
穴があきそうな場所に、事前に補修布で補強しておくと、靴下が長持ちします。靴下用の補修布は100均でも手に入りますよ。アイロンで簡単にくっつくので、とても便利なアイテムです。
③マニキュアを塗る。
透明なマニキュアを穴があきそうな場所に塗るのも有効ですよ。マニキュアが繊維同士を固めてくれるため、靴下が破れにくくなるのです。洗濯したら、塗り直す必要があるのですが、4回くらいは落ちずに耐えたという人もいますね。
④足指保護キャップをつける。
柔らかいシリコン素材で、見た目が足用の指サックみたいなアイテムです。保護するのは足の親指だけですが、一番破れやすい箇所なので、それなりの効果はあるでしょう。
まとめ
ご存じの方も多いでしょうが、足は“第二の心臓”と呼ばれています。通常、この“第二の心臓”とは、ふくらはぎを指すそうですが、足裏も様々なツボが集まっているため、非常に重要な場所なのです。
身体の不調は靴下の穴で分かる場合もあるのですから、ぜひこの知識を活用していただき、早めに対処してもらいたいなと思います。