効果抜群!子供にも安心な虫除けアロマスプレーの作り方

人間だけでなく、虫たちも活動的になってくるこの季節。虫嫌いな人にとっては試練の時期ですね。私自身も虫がすごく苦手ですし、家の近くに山があるので、いつも怯えながら過ごしています。

 

もちろん、虫に遭遇した場合に備えて、殺虫剤は用意しているのですが、なるべく使いたくないなーと。市販の殺虫剤や虫除けスプレーは成分が強すぎる気がして、周囲に撒き散らすのは何となく抵抗があるんです。

 

そこで、子供にも安心して使える虫除けスプレーを手作りしたいと思い、今回の記事を投稿しました。天然成分の虫除けスプレーに興味のある方はぜひチェックしてみてください。

 

虫除け効果が高いアロマオイルの種類は?

 

虫といっても、蚊・ブユ・アブ・蜂・ゴキブリなど、いろんな種類がいますよね?そのため、虫の種類により選ぶアロマオイルも異なってきます。

 

蚊には効果がある虫除けスプレーでも、蜂では逆に“虫寄せスプレー”になってしまうことも。なので、蜂が寄ってくる精油は室内限定で使うようにしてください。詳しくはこちらの記事でご説明しています。
逆効果?虫除けアロマは精油の種類により虫を引き寄せる場合も!

 

アロマを虫除けに使うのであれば、単体ではなく、複数の精油をブレンドする方が、より多くの虫に効果を発揮できるでしょう。

 

虫除け効果が高いアロマオイルでおすすめのブレンドは、ユーカリレモン+ペパーミントです。

 

蚊に有効なユーカリレモンと蜂やゴキブリなどを忌避するペパーミント。ペパーミントの代わりにハッカ油でも大丈夫ですよ。この組み合わせで多くの虫に対応できると思います。

 

ただし、メントール系のハッカ油やペパーミントは刺激性があるため、十分に希釈することと、肌に直接つけないように注意しましょう。もし気になるのでしたら、ユーカリレモンだけで様子を見るなど、ご自身の判断で精油を選んでくださいね。

 

虫除けアロマスプレーを手作りしよう!

 

早速、虫除けアロマスプレーを作ってみましょう♪このレシピのアロマ濃度は子供にも安全だとされている1%以下です。最初に次の物を用意してください。

 

精油(エッセンシャルオイル)→5~10滴
無水エタノール→5ml
精製水→45cc
遮光性のあるスプレー容器

 

【虫除けアロマスプレーの作り方】

 

①無水エタノールをスプレー容器に入れる。
②精油を加える。
③よく振って混ぜ合わせる。
④精製水を加える。
⑤再度よく振って混ぜ合わせる。

 

品質を保持するため、必ず遮光性のある青色か茶色のスプレー容器を使ってくださいね。容器は以下の素材であればオッケーです。ガラス製が一番おすすめですよ。

 

ガラス
ポリプロピレン(PP)
ポリエチレン(PE)
ポリエチレンテレフタラート(PET)

 

プラスチックのポリスチレン(PS)だと、容器が溶ける可能性があるので、アロマスプレーでは使わないように!

 

虫除けアロマスプレー使用時の注意点とは?

 

手作りの虫除けアロマスプレーは劣化しやすいですから、冷蔵庫などの冷暗所で保管し、1週間を目安に使い切ってください。

 

精油は十分に希釈しないと、皮膚を刺激する場合があります。アロマ濃度1%以下であれば、刺激を感じにくいとされていますが、必ずパッチテストをして、各自で安全性を確認した上で使用しましょう。

 

特に、妊娠中や持病のある方は要注意です。精油が悪影響を及ぼす可能性もありますから、使用する前にかかりつけ医に相談してくださいね。

 

小さなお子さんに使う場合は、肌に直接スプレーするのではなく、なるべく衣類に吹きかけるようにしましょう。なお、1歳未満の赤ちゃんには精油を使用できません。

 

まとめ

 

市販の虫除けスプレーには、主に「ディート」や「イカリジン」という成分が配合されています。

 

ディートは日本で昔から使われている虫除け成分です。ただし、濃度が高い場合は子供に使用制限が設けられています。

 

イカリジンはディートほど強い成分ではないため、年齢制限なしで使えますが、化学物質には違いありませんから、やはり空間に撒き散らすのはどうかなと。

 

天然成分のアロマオイルも合う合わないがあると思いますが、正しい使い方をすれば、様々な虫に幅広く対応できるので、ぜひ自分に合った精油を探してみてください。