やましたひでこ先生に学ぶ!初心者でも失敗しない断捨離のやり方

先日、人気テレビ番組「林修の今でしょ!講座」に断捨離で有名なやましたひでこ先生が出演していました。あなたはこの放送をご覧になりましたか?

 

私は家事をしつつ、何気なくその番組を見ていたのですが、断捨離のビフォーアフターがあまりにもすごすぎて、途中から完全にはまってしまいました。

 

この神回をもう一度見たかったんですけど、現時点では残念ながら「今でしょ!講座」の見逃し放送はやっていないようです。

 

そこで、内容を忘れないために、ポイントを記事にまとめてみました。やましたひでこ先生の貴重な断捨離講座をぜひチェックしてみてくださいね。

 

断捨離したくなる!やましたひでこ先生の名言集

 

番組内では、やました先生がモノを捨てられない人々に向かって、断捨離を加速させる“魔法の言葉”を送っていました。特にいいなと感じた言葉をご紹介しますね。

 

■思い出は形がないとダメかな?

 

思い出はモノに宿っているのではありません。モノを手放してしまっても、大切な記憶は心の中にきちんと残っていますから、消えてなくなることはないのです。モノと思い出を切り離して考えれば、気持ちがぐーんと軽くなるでしょう。

 

■未来に困るかもしれないこと、今困っていること、どっちを先に解決したい?

 

断捨離は今を大切にするために行います。処分して後悔したらどうしよう、などと不安になる必要はありません。不要なモノを手放せば手放すほど、その空間に良いエネルギーが流れ込んでくるからです。人生は今この瞬間の連続!自分が今どうありたいかを最優先に考えてくださいね。

 

■モノとのお別れの仕方は捨てるだけじゃなく「人にあげる・売る・寄付する」も視野に入れていい。

 

愛着のあるモノをゴミとして捨てられないという場合は、人に譲る方法で手放すのはいかがでしょうか?大切に扱ってくれる新しいオーナーさんの元へ送り出してあげれば、モノたちもきっと喜ぶと思います。

 

断捨離はどこから始めればいいのか?

 

寝室・リビング・キッチンなど、家中のあっちこっちにモノがたくさんある時は、どこから手をつければいいのか分からなくなりますよね?

 

最初に断捨離する場所として、やましたひでこ先生は「冷蔵庫」を挙げていました。

 

冷蔵庫がおすすめな理由は、食料品の賞味期限・消費期限が断捨離する際の明確な判断基準になるため。そして、冷蔵庫という狭い空間は短時間で断捨離できて、成果を実感しやすいためです。

 

片付けが苦手な人は冷蔵庫内にもモノがあふれているケースが多いと思います。断捨離の初心者はまず冷蔵庫に取り組んでみてくださいね。

 

ちなみに、やました先生のYouTube公式チャンネルでは「どこから始めればいいのか?」という相談者の質問に対して「目の前のモノからやる」と返答していました。

 

 

どこからやればいいのかなんて、考える時間がもったいないので、とにかく目の前のモノから断捨離していく。いきなり広い空間や大量のモノに手をつける必要はない。大きな山の一部だけでいいし、たった5分だけでいいとのこと。

 

モノの山が小さくなればなるほど、思考がクリアになっていくため、断捨離がどんどん加速するそうです。なので、あれこれ悩むよりも、まずは手を動かしていきましょう。

 

超簡単!断捨離のステップはたったこれだけ♪

 

片付けの基本的な手順は「出す→分ける→しまう」で、この流れは同じですが、やました先生流の断捨離はもう少し細かいステップに分かれており、本当に大切なモノをより見極めやすくなっていますよ。

 

①モノを全部出して俯瞰する。
床やテーブルなどの広い場所に、モノを全部出して並べてみてください。今現在、溜め込んでいるモノがどれくらいあるでしょうか?まずは全体像をきちんと把握する。これが断捨離で最初に行うべきことです。

 

②1次審査を行う。
全部のモノを出したら、それらが本当に必要かどうかをざっくりと判断していきます。この段階では、確実に不要なモノを削ぎ落としましょう。

 

③2次審査を行う。
1次審査で残ったモノを再びジャッジします。判断基準を“使えるかどうか”ではなく“過去1年以内に使ったかどうか”にすると、よりスムーズに断捨離できるはずです。

 

④3次審査を行う。
2次審査に通過したモノを元の場所へ戻す際、本当に残すかどうかを最終的に判断しましょう。

 

なお、片付けの手順については、こちらの記事でもまとめています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
断捨離上手になる!片付けを成功させるコツとは?

 

断捨離を成功させるコツとは?

 

断捨離は単なる片付け術ではありません。あくまでも心地良く暮らすための方法なのです。次のポイントを意識しながら、断捨離を少しずつ習慣化していきましょう。

 

■収納は空間の7割を目安にする。

 

空間にモノが隙間なく詰め込まれていたら、いざ使う時にうまく取り出せません。なので、モノの通り道を3割くらい残しておきましょう。その方が見た目もスッキリします。

 

■放置グッズ(知らないおじさん)を追い出す。

 

捨てる判断を保留されたまま、いつしかその存在自体が忘れられてしまった“放置グッズ”たち。やましたひでこ先生はそれらを“知らないおじさん”と呼んでいます。知らないおじさんが自分の家に住み着いていたら、やっぱり嫌というか怖いですよね?ホコリをかぶって、家の片隅で忘れ去られているモノは完全に不要品です。知らないおじさんには出て行ってもらいましょう。

 

■1日5分だけでも実践していく。

 

断捨離は誰でもできます。ただ単にやるかやらないかです。毎日5分ほど実践してみてください。この小さな積み重ねが、やがて大きな山を確実に崩していきます。

 

まとめ

 

今回の番組では、実践者さんが冷蔵庫内の期限切れ食品をなかなか捨てられないシーンがありました。もったいないという思いだけでなく、食べることができなかった罪悪感も足を引っ張っていると見抜いたやました先生は、実践者さんに次のようなアドバイスをしたのです。

 

捨てる時はモノに対して「ごめんなさい」と謝るだけでいい。誰もあなたを責めないから大丈夫!

 

すると、この実践者さんは気持ちが軽くなったみたいで、断捨離がぐんぐん加速していきました。

 

手放す行為はモノを粗末に扱っているわけではありません。それどころか、モノにとっても新しく生まれ変われるチャンスなのです。モノが旅立つ際は「今までありがとう」と感謝を込めながら、気持ち良く手放してあげてくださいね。