自宅でのテレワークが増えてから、体の不調を抱えるようになったという経験はありませんか?私自身も在宅業務の時は、腰痛や肩こりに悩まされることが多いです。

 

こういった不調は座りっぱなしの作業が主な原因だとされており、欧米諸国ではスタンディングデスクを使用する“立ったままで働く”スタイルがすでに主流となっています。

 

本記事では、スタンディングデスクの効果や選び方などを詳しく解説しました。テレワーク用にスタンディングデスクの購入を検討している方はぜひ読んでみてくださいね。

 

スタンディングデスクは本当に効果があるの?

 

座りっぱなしが不調の原因だと先ほどお伝えしましたが、実は立ちっぱなしも同様で体に負担がかかります。つまり、長時間同じ姿勢を保つことが良くないのです。

 

ずっと同じ姿勢を続けると、血の流れが悪くなってしまい、むくみやだるさを感じるようになります。そのまま何の対策もとらなければ、血管内に血栓ができて、重大な病気へとつながる恐れもあるので、十分に注意してください。

 

スタンディングデスクは高さ調節が可能なため、作業中に立ったり座ったりすることができ、血流の改善を効率良く行えます。血行が良くなると、集中力がアップして、仕事の生産性が高まるのです。

 

また、座りっぱなしの状態よりも、適度に体を動かした方が眠くなりにくいので、仕事のパフォーマンスを上げるためにも、スタンディングデスクは非常に有効だといえるでしょう。

 

あの有名企業もスタンディングデスクを導入していた!

 

スタンディングデスクの効果は世界中の大手企業に注目されており、続々とオフィスに導入されています。グーグルやフェイスブックといった超有名企業の他、日本では楽天やアイリスオーヤマなどでも使用されているのです。

 

これほど多くの企業で導入されているわけですから、スタンディングデスクが生産性の向上に有効なのは間違いないでしょう。

 

スタンディングデスクの選び方

 

スタンディングデスクは「高さ固定タイプ」と「高さ調節タイプ」に大きく分けられますが、高さ調節が可能なタイプはさらに手動式と電動式の2種類があります。

 

①高さ固定タイプ
天板の高さが固定されているため、自分にぴったりのサイズを見つけるのは難しい。価格が安いので、サブデスクとして使用するのがおすすめ。1万円以下で購入できる。

 

②高さ調節タイプ(手動式)
手動で高さを調節できて、価格も比較的安いため、初めてスタンディングデスクを買う人に向いている。ただし、手動での高さ調節を面倒に感じる可能性も。価格は2~3万円台くらい。

 

③高さ調節タイプ(電動式)
電動で簡単に高さを調節できるので、できるだけ楽に天板を上げ下げしたい人におすすめ。価格が高いのがネックで4万円以上はかかる。

 

今回はスタンダードな種類のみをご紹介しました。初めてスタンディングデスクを購入する人には、価格面と機能面のバランスが良い手動式タイプがおすすめです。

 

他にも、机の上に設置するだけの「卓上タイプ」やフィットネスバイクと一緒になった「バイクタイプ」もありますが、効果を実感するためにはシンプルなモデルの方が分かりやすいでしょう。

スタンディングデスク

 

スタンディングデスクと相性の良いアイテムは?

 

スタンディングデスクだけでもテレワーク時の作業パフォーマンスは上がりますが、デスクと合わせて使うことで、さらに効果が高まる最強アイテムを2つご紹介します。

 

どちらもスタンディングデスクと相性抜群です。より快適なテレワーク生活を目指す人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

モニターアーム

 

ディスプレイを浮かすためのモニターアームを使えば、スタンディングデスクが狭いとしても、作業スペースをしっかり確保できるでしょう。

 

設置するには、デスク後方にモニターアームを置くだけの隙間が必要ですが、机の上を広々と使えますし、見た目もすっきりするため、テレワークに人気のアイテムです。
モニターアーム

 

ステッパー

 

自宅で気軽に運動できるステッパーをスタンディングデスクと組み合わせて使うと、集中力や生産性を上げるだけでなく、ダイエット効果や運動不足の解消も期待できます。

 

ステッパーで足踏みすれば“第二の心臓”と呼ばれるふくらはぎを効率良く動かせるので、血流がアップしますが、スタンディングデスクを使う際に立ったり座ったりする動作も血液の流れを改善しますから、両方を組み合わせると効果倍増なのです。

 

ステッパーを選ぶ際は、なるべく連続使用時間が長い商品を選んでください。ステッパーの多くは20分程度しか使えません。あまりに短いと使いにくいため、連続使用時間は最低でも1時間以上のものにしましょう。
ステッパー

 

スタンディングデスクでテレワークの作業効率を高めよう♪

 

テレワークによる体調不良を避けるには、同じ体勢のまま作業し続けないことがポイントです。スタンディングデスクだからといって、ずっと立ちっぱなしではいけません。2時間以上の立ち仕事はパフォーマンスを低下させるといわれているのです。

 

スタンディングデスクを使用する時は、こまめに高さ調節を行い、立ったり座ったりを交互に繰り返して、体に負担がかからないよう十分に注意してください。

 

正しい使い方をすれば、スタンディングデスクはあなたの能力を最大限に活かしてくれる強い味方となるでしょう。