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先日、外に干しっぱなしの洗濯物がゲリラ豪雨の被害に遭いそうになりました。たまたま家にいたため、無事に洗濯物を救出できましたが、毎年ゲリラ豪雨にはヒヤッとさせられます。
ゲリラ豪雨は外出中に遭遇する場合もありますよね。私も何度か経験していますが、急に土砂降りになるので、きちんと対策しておかないと、一瞬でずぶ濡れになってしまうかもしれません。
今回の記事では、ゲリラ豪雨の前兆や外出中に役立つアイテム等をお伝えします。ゲリラ豪雨の回数は今後ますます増えるでしょうから、被害を最小限に抑えるためにも、しっかり対策してくださいね。
ゲリラ豪雨とは？
ゲリラ豪雨とは、短時間に降る局地的な大雨のこと。ただし、ゲリラ豪雨という名称は気象用語ではなく“局地的大雨”が正式な表現だそうです。
たまに“集中豪雨”もゲリラ豪雨と同じ意味で使われていますが、厳密にいうと、この2つの言葉はイコールではありません。以下の説明をご覧ください。
■にわか雨
単独の積乱雲により起こる現象。比較的短時間で雨は降り止み、降水量もさほど多くない。なお、夕立は夏の午後に降るにわか雨のことを指す。
■局地的大雨（ゲリラ豪雨）
単独の積乱雲が発達して起こる現象。大気の状態が不安定な時に発生しやすい。降水時間は数十分から1時間くらい。降水量は数十ミリ程度となる。
■集中豪雨
複数の積乱雲が同じ場所を次々に通過することで起こる現象。前線や地形の影響により発生しやすい。大雨が何時間も降り続き、降水量は数百ミリに及ぶ。
ちなみに、たくさんの積乱雲が帯状に連なっている状態を“線状降水帯”と呼びます。線状降水帯については、こちらの記事をご覧くださいね。
⇒線状降水帯とは？梅雨前線やゲリラ豪雨との違いを分かりやすく解説！
ゲリラ豪雨とスコールの違いについて
私はつい最近まで、ゲリラ豪雨とスコールは同じ現象を指す言葉だと思っていました。ところが、スコールは全然違う意味だったのです。私のように知らなかった人、意外と多いのではないでしょうか？
スコールとは、突発的に吹く強い風のことで、豪雨を意味する気象用語ではありません。つまり、スコールが発生した時に必ずしも雨が降るわけではないのです。
また、スコールは熱帯・亜熱帯地方で発生する場合が多く、雨雲に氷の粒が含まれないため、暖かい雨が降るそうですが、ゲリラ豪雨は逆に冷たい雨となるのが特徴だとか。
要するに、ゲリラ豪雨とスコールは“雨か風かの違い”と“冷たい雨か暖かい雨かの違い”で明確に区別できるのです。この機会に覚えておきましょう。
ゲリラ豪雨の前兆を知っておこう！
ゲリラ豪雨が襲ってくる前に、次のような現象が起きることが多いです。これらを知っておけば、間一髪で被害を免れるかもしれません。
空が急に暗くなる。
黒い雲が近づいてくる。
かなとこ雲が現れる。
雷鳴が聞こえる。
稲光が見える。
冷たい風が吹いてくる。
“かなとこ雲”とは、上面が平らに広がっていて、キノコみたいな形をしている雲ですが、積乱雲が発達した姿なので、雷雨をもたらす可能性があります。見た目は白くて綺麗であっても、この雲が出現したら、ゲリラ豪雨に十分警戒しましょう。
鞄に入れておきたいゲリラ豪雨対策グッズ
外出中にゲリラ豪雨の被害を受けないために、ぜひ持っておいてほしい物は「折りたたみ傘」と「スマホ用防水ケース」です。
本当はレインコートがあればいいのですが、どうしてもかさばりますし、常に持ち歩くのは微妙かなーと。しかし、この2つは絶対に鞄に入れてほしいですね。
私はいつも折りたたみ傘を持ち歩いていますが、ごく普通の傘ですから、ゲリラ豪雨や台風レベルには耐えられません。そのため、強雨・強風にも負けない“ゲリラ豪雨対応の折りたたみ傘”をおすすめします。
イチオシはBLUNT（ブラント）の折りたたみ傘です。傘の丈夫さでは、ブラントが世界最高品質だといわれています。ゲリラ豪雨や通常の台風であれば、余裕で持ちこたえられるそうです。デザインも素敵ですし、長く愛用できる傘だと思いますよ。
⇒BLUNT XS METRO（折りたたみ傘）
そして、スマホ用の防水ケースも携帯するようにしてください。防水仕様のスマホであっても、ゲリラ豪雨の激しさには耐えられないかもしれません。セリアやダイソーなどの100均で手に入りますので、いざという時のために用意しておきましょう。
まとめ
ゲリラ豪雨の発生情報は、スマホアプリで事前にキャッチすることもできますよ。
おすすめはスパコンの富岳を利用した「3D雨雲ウォッチ」やウェザーニュースの「ゲリラ雷雨Ch.」で、共に的中率80～90％という正確さを誇っています。
こういったアイテムを活用しながら、今後ますます増えていくと思われるゲリラ豪雨から身を守ってくださいね。
