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新しい掃除機を買う時に、紙パック式とサイクロン式のどちらがいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
サイクロン式が主流かと思いきや、紙パック式も人気が復活してきているとか。つまり、それぞれに良さがあるというわけですね。
掃除機はしょっちゅう使いますから、絶対に選ぶのを失敗したくないと思います。なので、今回の記事では、紙パック式とサイクロン式の両方の掃除機を徹底的に比較してみました。
紙パック式掃除機のメリットとデメリット
では、まず最初に昔ながらの紙パック式掃除機について、そのメリットとデメリットをお伝えします。
■紙パック式掃除機のメリット
①ごみ捨てが簡単にできる。
ごみ捨ての簡単さは、紙パック式に軍配が上がります。2ヵ月に1回程度の頻度で、たまってきたごみを紙パックごと捨てるだけですから、廃棄時にごみやほこりが舞うこともないし、ごみの中に紛れ込んでいる虫などの怖いモノを見ることもないし、ごみに直接触れる必要もありませんよ。
②フィルターのお手入れが不要である。
紙パック式の掃除機はフィルターを使わないので、そもそもお手入れの必要がありません。フィルター掃除をしなくてもいいのは、嬉しいポイントですねー。
■紙パック式掃除機のデメリット
①紙パック代のコストがかかる。
紙パックは消耗品ですから、それだけコストがかかります。紙パックは100均にもありますが、やっぱり純正品の方がおすすめです。純正品は紙が厚くて丈夫なので、たくさんごみを吸い込んでも、安心感が全然違います。また、掃除機内部にぴったりフィットするため、ごみやほこりをギリギリまで集めてくれて、結果的に交換のスパンが長くなるようです。
②吸引力が落ちやすい。
紙パックが目詰まりしてくると、吸引力がどんどん落ちてきます。紙パックを新しくすれば、パワーがまた復活しますが、しょっちゅう交換できませんよね。ただ、紙パック式でも性能の良いモデルだと、吸引力が高くなるみたいですが、やはり価格も高くなってしまいます。
③排気の臭いが気になる。
紙パック式掃除機では、吸い込んだ空気がごみのたまっている紙パックを通して排出されます。そのため、臭いが気になることもしばしばあるでしょう。これが紙パック式の一番の難点かなと思います。
紙パック式掃除機はこういう人におすすめ!
人気が盛り返している紙パック式掃除機!こちらのタイプがおすすめなのは、ズバリ次のような人たちです。
「こまめなお手入れが苦手な人」
「吸い込んだごみを触りたくない人」
「ごみ捨ての頻度を減らしたい人」
紙パックはそんなに高い値段ではないし、吸引力も紙パックを交換すれば元に戻るし、まぁこっちで大丈夫かなーと私個人は思うのですが、排気だけはいくら窓を開けながらでも、やっぱり少し気になりますね。ただ、お手入れが簡単なのは、大きな魅力だと思います。
サイクロン式掃除機のメリットとデメリット
サイクロン式掃除機といえば、私はダイソンの有名なキャッチコピー「吸引力の変わらない、ただ一つの掃除機」をすぐに思い出します。それでは、サイクロン式の特徴を探っていきましょう。
■サイクロン式掃除機のメリット
①吸引力が持続する。
サイクロン式は遠心力で重いごみやほこりを下に、軽い空気を上に分離します。そのため、フィルターの目詰まりが起こりにくくなり、吸引力も落ちにくくなるのです。
②排気がきれい。
サイクロン式はフィルター越しに排気する仕組みなので、空気がクリーン!ごみやほこりと別の経路で空気が出てきますから、イヤな臭いはほとんどしませんよ。
③ランニングコストがかからない。
サイクロン式掃除機に紙パックのような消耗品は必要ないので、ランニングコストは特にかかりません。
■サイクロン式掃除機のデメリット
①ごみ捨てが面倒である。
サイクロン式はダストカップにたまったごみを頻繁に捨てなくてはなりません。しかも、せっかく吸い取ったごみやほこりが、捨てる時にパラパラと落ちやすいです。
私の実体験ですが、どんなに気をつけても、100%絶対に捨てる時は必ずごみやほこりが周辺に舞い落ちてしまいます。そして、再び掃除機をかけるはめになり、ホント面倒くさいです。
また、吸い取ったごみを直接触る場面も出てくると思います。私もしょっちゅうごみを手で触っていますよ。ごみが掃除機内部で絡まり、どうしても取れないから、仕方なくというわけです。
②お手入れをこまめにしなくてはならない。
サイクロン式はフィルターやダストカップを定期的に水洗いする必要があります。お手入れをしないまま使い続けると、吸引力がどんどん低下してしまうので、メンテナンスは怠らないようにしましょう。
サイクロン式掃除機はこういう人におすすめ!
私も現在、サイクロン式を使っていますが、このタイプの掃除機は次のような人におすすめです。
「吸引持続力を重視したい人」
「排気のクリーンさにこだわる人」
「お手入れをこまめにできる人」
サイクロン式はお手入れがやっぱり面倒ですが、しっかり洗った後は見た目のきれいさに嬉しくなると思います。メンテナンスをサボると、故障の原因になりますので、忘れずに行ってくださいね。
掃除機の購入前に必ずチェックしておきたいこと
掃除機を買う前に必ず確認していただきたいことは「音」と「重さ」と「大きさ」の3つです。カタログだけでなく、できれば店頭で実物をチェックした方がいいと思います。
私はどの家電でも音の静かさを気にしますねー。音がうるさい掃除機は、あなたもなるべく避けたいはずです。静音タイプの掃除機は「60dB以下」が目安だといわれています。
ただし、静音にこだわりすぎると、吸引力が弱かったりするので、そのあたりのバランスが難しいかもしれません。こういう場合は「65dB以下でワット数が大きい機種」を目安にするといいみたいです。ワット数が大きいほど、吸引力が高くなりますので、店頭やカタログで確認してみてください。
また、重たい掃除機やサイズの大きいモデルも避けた方がいいと思います。掃除機をかけることが、面倒になってしまいますよ。なるべく軽くて動かしやすい掃除機を選びましょう。
まとめ
先ほどもお伝えしましたが、私はサイクロン式掃除機を使っています。その前はずーっと紙パック式でした。
サイクロン式は確かに吸引力が落ちないし、なかなか気に入ってはいるのですが、次はまた紙パック式でもいいかなぁと考えております。私が面倒くさがり屋なのと、ごみを直接触るのはもうイヤだなーと思いまして。
紙パック式掃除機の人気が復活しているのは、私のような人が多いからかもしれませんね。