- 投稿
- 掃除・片付け
掃除は時短でさっさと終わらせたいし、部屋がきれいな状態はなるべく長くキープし続けたい。誰もがそんな風に思うのではないでしょうか?
効率良く掃除を進めるには、どこからどうやって行うかの手順が重要になります。そして、どのくらいの頻度で掃除を行えば、部屋をきれいに保つことができるのかもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
掃除の基本!最も効率的に行える順番とは?
掃除の順番は「上から下へ」と「奥から手前へ」が大原則です。基本中の基本なので、ご存じの方も多いと思いますが、改めて説明させていただきますね。
まず「上から下へ」はほこり対策のため、掃除は高い場所から始めて、低い場所で終わらせるという意味です。ほこり取りを後回しにして、先に床掃除をすると、上から落ちてきたほこりで床がまた汚れてしまいます。そんな風に時間を無駄にするわけにはいきません。
次の「奥から手前へ」というのは、一度きれいにした箇所をまた汚さないように、奥の方から始めて、最後は手前を掃除するというやり方です。
当たり前かもしれませんが、これらの原則を守らないと、二度手間になってしまうので、頭に入れておいてください。
さて、どの部屋から掃除を始めるのかについては、次の①から③の順番で行うのが効率的なやり方です。
①部屋全体をざっくりと片付ける。
掃除で最初に行うことは「片付け」です。掃除しやすいように、不要な物は捨てて、まだ必要な物は元の位置に戻すだけで、細かく片付けなくてもかまいません。あくまでも掃除がメインです。
②水回りから掃除する。
浴室・洗面所・トイレ・キッチンなど、掃除の時に水が飛び散るような場所は先に行いましょう。水回りを後で行うと、その周辺を再び拭いたりしなくてはいけなくなるからです。
③一番奥から出入口の方向に掃除する。
出入口となる玄関から一番遠い奥の部屋を最初に掃除します。そのまま玄関に向かって、どんどん掃除を進めていき、最後に玄関を掃除するようにしましょう。この順番で行うと、せっかく掃除した箇所を再び汚すことなく、スムーズに作業できますよ。
毎日少しずつ掃除する場合は、汚れがひどい箇所から始めるのがいいでしょう。その方がきれいになったことをより実感しやすいので、モチベーションが上がり、掃除を続けやすくなるからです。
もちろん、平日は時間が取れないとか、最初は簡単な場所から始めたいという人もいると思います。その際は自分がやりやすいように順番を決め、実践してみてください。軌道修正はいつでもできますからね。ただ、ちょっとずつ掃除を進める場合も、基本ルールの「上から下へ」と「奥から手前へ」は忘れないようにしましょう。
掃除の頻度はどのくらいがベストなのか?
では、どのくらいの頻度で掃除すれば、きれいな状態を長くキープすることができるのでしょうか?部屋別に掃除頻度の目安をまとめてみました。
■玄関
玄関は家の顔ともいわれる場所なので、きれいな状態を常に保つ必要があります。ここは週1回のペースで掃除してください。
■浴室
浴室は皮脂や湯垢などで汚れやすい場所のため、なるべく毎日ちょっとだけでも掃除すると、きれいな状態を保ちやすくなります。細かく行う掃除は週1回程度で大丈夫です。
■トイレ
トイレはいつもきれいにしておくと、運気がアップするといわれています。できれば、毎日少しだけでも掃除しましょう。細かく行う掃除は週1回程度でオッケーです。
■洗面所
洗面所は毎日よく使いますし、非常に汚れやすい場所です。清潔さをキープするには、週1回のペースで掃除しましょう。
■キッチン
キッチンは油汚れの多い場所です。油汚れをそのまま長時間放置すると、どんどん取れにくくなるので、簡単な掃除はなるべく毎日行いましょう。細かく行う掃除は週1回が目安となります。
■リビング
リビングは家族が集まり、比較的長く過ごす場所なので、常にきれいな状態を保つように心がけましょう。掃除機かけは3日に1回くらいが理想ですが、最低でも週1回は行ってください。
■寝室
寝室はほこりがたまりやすい場所のため、掃除機かけは3日に1回くらいが目安です。平日は忙しくて無理な人も週1回は行った方がいいでしょう。
■その他の個室
できれば、和室や洋室などの各部屋も掃除機かけは3日に1回、最低でも週1回は行うようにしてください。
掃除機かけが難しい時は、コロコロやクイックルワイパーだけでも全然違ってきますよ。ぜひこういったツールも活用してくださいね。
掃除を習慣化するためのポイント
何か新しいことを習慣にするには、21日間かかるといわれています。つまり、3週間はそれをひたすら続ける必要があるのです。
あなたも掃除を習慣にしたければ、短い時間でかまわないので、毎日行うようにしてください。習慣化するコツは「徹底的にハードルを下げること」です。
1日目は5分掃除して、2日目は10分できたが、3日目はまた5分だけ、4日目は忙しくて1分しかできなかった、という感じで十分!掃除が定着する3週間は、とにかく続けることが大切なので。
それから、部屋の掃除は“今日はここまでやる”と達成できる範囲で目標を決めると長続きしやすいですよ。
目標はなるべく小さく設定するのがポイント!目標を達成できれば、自然とやる気がわいてきますから、次の掃除も頑張ろうという気持ちにつながるのです。
まとめ
私は以前「1日15分で1箇所だけ掃除か片付けをする」という目標を立てたことがあります。最初の数日はきちんと目標通りに掃除できたんですが、だんだん15分というのが厳しくなってきて、忙しい日は5分くらいしか掃除できなくなり、最終的にやめてしまいました。
今思うと、1日15分にこだわりすぎていたんですねー。もっとハードルを下げて、1日5分いや1日1分でも良かったのです。
ごく簡単な掃除なら、1分でも十分可能なんですよ。あなたもハードルを思いっきり下げて、掃除に取り組んでみてくださいね。
日頃から少しずつでもきれいにしていけば、まとめて掃除する時間がぐーんと減りますよ。部屋をきれいに保つには、掃除の習慣化が一番効率の良い方法なのかもしれません。