洗濯は液体洗剤一筋!私が粉末洗剤を全く使わなくなった理由

洗濯洗剤には様々な種類がありますが、あなたはどのタイプを使っていますか?液体洗剤ですか?粉末洗剤ですか?

 

私はずーっと昔に粉末洗剤を使っていました。しかし、ある出来事がきっかけで、今は液体洗剤オンリーになったのです。もう絶対に粉末洗剤は使わんぞと心に決めています。

 

後ほど、その出来事についてはお伝えしますが、粉末洗剤にもメリットはあるので、両方の特徴をしっかり確認してから、洗濯洗剤を選んでいただければと思います。私の経験があなたのお役に立てれば幸いです。

 

液体洗剤のメリットとデメリット

 

それでは、まず最初に液体洗剤のメリットとデメリットを確認していきましょう。私はデメリットを知っても、やっぱり液体洗剤派です!

 

【液体洗剤のメリット】

①洗剤の溶け残りがない。
②節水や時短になる。
③衣類を優しく洗い上げる。

 

液体タイプは水にすぐ溶けて、さっと洗い流せるため、洗剤の溶け残りがありません。洗濯時の水量も少なくて済みますから、パッケージには“すすぎ1回でオッケー”と記載されている商品が多いと思います。つまり、節水や時短につながるというわけですね。

 

また、液体洗剤の多くは衣類に優しい中性なので、様々な素材に幅広く使用することができます。洗浄力を高めた弱アルカリ性の液体洗剤もありますが、生地への負担を考慮する場合、中性タイプの方がおすすめです。

 

あるいは、色柄物やデリケートな素材は中性を、普段着や汚れがひどい服は弱アルカリ性を使うなどして、液体洗剤を使い分けてもいいでしょう。

 

【液体洗剤のデメリット】

①洗浄力が弱い。
②コスパが悪い。

 

先ほど、液体洗剤は中性タイプが多いとお伝えしましたが、弱アルカリ性である粉末洗剤と比較した場合、やはり洗浄力では勝てません。手強い汚れは酸性なので、反対の性質を持つ弱アルカリ性でなければ、しっかり落としきれないのです。

 

弱アルカリ性タイプの液体洗剤であっても、洗浄力は粉末洗剤より劣ります。なぜなら、弱アルカリ性の液体洗剤は水に溶けると、液性が中性に傾いてしまうからです。なので、どうしても洗浄力では粉末洗剤に完敗ですね。

 

それから、残念なのはコスパの悪さ。液体洗剤は粉末洗剤より割高ですし、使用量が多いのか、内容量が少ないのか、とにかく減りが早い!洗濯回数の多いご家庭だと、コスパ的にちょっと痛いかなーと思います。

 

粉末洗剤のメリットとデメリット

 

次に、粉末洗剤のメリットとデメリットをチェックしていきましょう。今の粉末洗剤は私が使っていた頃のより改良が進んでおり、すごく扱いやすくなっているみたいですね。

 

【粉末洗剤のメリット】

①洗浄力が強い。
②コスパが良い。

 

粉末洗剤は弱アルカリ性なので、頑固な汚れもきれいに落としてくれます。洗浄力を重視したい人は粉末洗剤の方がいいかもしれません。

 

コスパの良さも大きなメリットですね。粉末洗剤は価格が安く、量も結構長持ちするので、洗濯回数の多い人にはこちらのタイプが好まれると思います。

 

【粉末洗剤のデメリット】

①洗剤の溶け残りが生じやすい。
②節水や時短にならない。
③デリケートな衣類には向かない。

 

粉末タイプは洗剤の溶け残りがとにかく生じやすいです。今の粉末洗剤は昔のより水に溶けやすくなっているそうですが、絶対に溶け残りがないとは断言できません。だって、やっぱり粉ですから。

 

水に溶けにくい粉末洗剤はしっかり落とさないとダメなので、すすぎも1回というわけにはいきません。ちなみに、すすぎ1回だけと2回行う時の料金的な差は、水道代と電気代を合わせて、洗濯1回あたり約15円だとか。長い目で見れば“塵も積もれば山となる”になりそうですね。

 

お風呂の残り湯を使うと、節水になりますし、溶け残りもある程度は防げる(粉末洗剤はお湯の方が溶けやすいため)でしょうが、手間暇がかかってしまいますので、時短にはなりません。

 

また、粉末洗剤は洗浄力が強いため、色落ちしやすい服やデリケートな衣類には不向きです。弱アルカリ性は生地を傷めやすいという欠点があるので、洗濯の際は素材をよく確認してくださいね。

 

私が粉末洗剤は二度と買わないと誓ったある出来事について

 

私が粉末タイプを使わなくなったのは、洗剤の溶け残りが原因でした。どんなにしっかり洗っても、服やタオルなどに粉末洗剤の溶け残りがくっついていることが多かったのです。

 

そのため、粉末洗剤をスパッとやめたのですが、この溶け残り地獄はまだまだ続き、私を困らせてくれました。

 

完全に液体洗剤にして、何年も経つというのに、その後も固くなった粉末洗剤のカスが洗濯物にくっついてしまうのです。洗濯槽の内側に溶け残った粉末洗剤がこびりついてしまったんでしょうね。結局、洗濯機を買い替えるまで、粉末洗剤の溶け残りに悩まされました。

 

今の粉末洗剤は溶けやすくなっているみたいですが、私はもうこりごりですねー。洗濯槽クリーナーを使っても、洗剤カスは取り除けませんでしたし、もう二度と粉末洗剤は使わないつもりです。

 

まとめ

 

私自身は液体洗剤の洗浄力に不満を感じたことはありません。液体洗剤を直接塗布すれば、汚れがひどい箇所でも対応できますし、液体ならではの便利さに満足しています。

 

何を重視するかによって、洗濯洗剤の選び方は変わりますから、粉末洗剤を好む人も当然いるでしょう。今はいろんな種類が出ていますし、洗剤は今後もどんどん改良されていくはずなので、ぜひ使いやすいタイプを見つけてくださいね。