外干し用と部屋干し用の洗濯洗剤は使い分けた方がいいのか?

梅雨の時期になると、洗濯物を部屋干ししなくてはならない日々が続きますよね。そういう時は部屋干し用の洗剤を使う人が多いのではないでしょうか?私も普通に部屋干し洗剤を使っています。

 

しかし、外干し用と部屋干し用では、配合成分に大きな違いがあるんですよ。場合によっては、部屋干し洗剤を避けた方がいいケースもあり、使用する際は注意が必要です。

 

通常の洗剤との違いなど、今まであまり気にしていなかったという人は、今回の記事で部屋干し洗剤への理解を深めていただければと思います。

 

洗剤の基本!外干し用と部屋干し用の違いについて

 

通常の洗剤と部屋干し洗剤の大きな違いは“除菌成分が配合されているかどうか”です。

 

部屋干し用は雑菌やカビの繁殖を防ぐため、抗菌剤が必要不可欠ですが、普通の洗剤は太陽光で洗濯物の菌を抑制できるので、基本的に抗菌剤は配合されていません。

 

また、部屋干し用の洗剤には“生乾き臭”を除去するため、防臭成分も含まれています。

 

部屋干しの独特な臭いは気になりますが、それを防ぐために、化学物質があれもこれも配合されているのは、ちょっとどうかなーと思いますね。

 

ちなみに、部屋干し洗剤は外干しする場合でも問題なく使えます。日光に当てると、部屋干し洗剤の成分によって、衣類が変色したりすることもないので、その点は心配無用ですよ。

 

部屋干し洗剤のデメリットとは?

 

先ほどもお伝えしましたが、部屋干し洗剤には、除菌成分や防臭成分などの様々な化学物質が通常の洗剤より多く配合されています。部屋干しに対応するため、そういった成分が加えられているのは仕方ありませんが、ここはちょっと注意が必要ですね。

 

特に、抗菌剤というのは強い成分のようで、小さいお子さんや肌の弱い人は避けた方がいいとされています。抗菌剤入りの洗剤が原因でアレルギーを引き起こした事例もあるんだとか。

 

それから、部屋干し洗剤の多くは漂白剤が入っているため、色落ちしやすい衣類には使用できません。色柄物は天気の良い日に通常の洗剤で洗って、きちんと外干ししてくださいね。

 

肌に優しい部屋干し洗剤はあるのか?

 

では、肌に優しい部屋干し洗剤は存在するのでしょうか?いろいろ探してみた結果、部屋干し用に使える商品を2種類見つけました。

 

①部屋干しバイオくん(まるごとバイオくん)

 

“部屋干しバイオくん”という商品は、洗濯洗剤ではなく、柔軟剤投入口に少量を加えて使用する除菌剤です。

 

化学物質に頼らず、100%天然成分の力で雑菌や臭いを抑制してくれるので、肌トラブルを気にする多くの方が使っているみたいですよ。

 

部屋干しバイオくんの有効成分は善玉微生物。ミクロサイズの善玉菌が繊維にしっかり浸透するため、消臭効果が長時間続くのだそうです。しかも、雑菌の嫌な臭いのみに反応し、柔軟剤の香りには影響しないんだとか。

 

これだけでも十分にすごいなと思うのですが、ボトル1本で約100回分も使えるとのこと。洗濯1回あたり約12円という計算になり、コスパも優秀な商品で嬉しい限りですね。

 

部屋干しバイオくんは洗濯のプロも絶賛しており、実際に多くのクリーニング店で使用されている商品なので、ぜひ一度チェックしてみてください。
部屋干しバイオくん

 

②竹炭の洗い水

 

“竹炭の洗い水”は、竹炭と竹炭灰と水だけで作られたお肌にも環境にも優しいエコ洗剤です。

 

通常の洗剤では当たり前に配合されている界面活性剤や香料などの余分な成分は一切不使用のため、赤ちゃんや肌の弱い人でも安心な商品だとのこと。

 

界面活性剤が入っていなくて大丈夫?ちゃんと洗えるの?と心配になると思いますが、市販の洗剤と同レベルの洗浄力が証明されているそうですから、全く問題ありません。見た目がただの水のようですし、普通の洗剤みたいに泡立ちませんが、ちゃんと洗えています。どうぞご心配なく!

 

部屋干し用として販売されている商品ではありませんが、この洗剤ならば、部屋干し特有の生乾き臭も竹炭パワーでしっかり除去できますよ。

 

竹炭の洗い水はリピーターの多い人気商品なので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
竹炭の洗い水

 

まとめ

 

私自身、部屋干し洗剤によく助けられていますし、決して全否定するつもりはないのですが、部屋干し用は雨の日だけにして、基本的には通常の洗剤をメインで使いたいなと思いました。

 

通常の洗剤も部屋干し洗剤も同じくらいの値段ですから、両方ストックしておいて、上手に使い分けるのがいいでしょう。